No:304
町田市薬師台 N様邸 外壁・屋根塗装工事 事例
お客様のご要望 | 前回の塗装は14年前でしたが、当時は仕事をしていた事もあり何だかあっという間に終わった印象でした。 最近、花台が傾いている事に気が付き、建物全体を見たところ屋根もコケが生えていて汚い事にも気が付きました。 友人がぺんき屋美装さんで塗装して、良かったと評判を聞いてご相談させて頂きました(N様より) |
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施工事例データ
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ご提案内容 | 外壁はモルタルで今回が2回目の塗替えです。 外壁はチョーキングが発生し、細かい事は割愛しますが、とにかく前回の塗装が良くない・・・塗ってあるだけで保護の観点からの塗装はされていませんでした。(ほとんどの会社がそうだから仕方ないか・・・) 花台は雨水を吸っていて今にも崩れ落ちそうな状態です。 崩れそうな花台は、構造を調べたところ復旧するより撤去の方が今後に課題を残さずに済むという判断です。 モール設置をする場合、通常はモルタル処理を行った上にモールを設置しますが、こちらの建物はモールの下地にラスカットボードが使われていました。 ラスカット単体は木製ボードですから水を吸います。 前回はモール周りへのシールを行っていませんでしたので、その結果が今回の状態へ繋がっています。必要な個所のシーリングは全て打ち替えてから外壁塗装という工程をお勧めしました。 外壁の現状は汚れや藻が見られますので、藻の発生を抑え汚れが付き難いナノコンポジットWをご提案させていただきました。 屋根も前回の塗装がすでに剝がれていて始末の悪い状態。 高圧洗浄で汚れや藻だけではなく、特に劣化した塗膜の完全除去を行い、今後の屋根のダメージを和らげるためにも遮熱塗装をお勧めしました。 |
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施工前はこちら |
モルタルの外壁にモールディングがたっぷり施された、装飾の多い贅沢な作りです |
とてもチョーキングしています |
通称「花台」ですが、崩れてきています この後、崩れたモールの設置されていた下地を観察すると、驚愕の事実を発見しました これはなるべくしてなった状態で、新築時の施工方法の欠陥です 天下の大手ハウスメーカーのミスとは思えないお粗末な結果に関わった誰もが驚きを隠せませんでした |
前回の塗装は14年前です 私が手がけた建物で14年でここまで痛む事はありません 痛み方を見ると、既定の塗装間隔を守らず指触乾燥程度でどんどん塗り重ねた結果だと思います それは雨どい付近の塗膜が無くなって白く見えることからそのように考えます |
カラーシミュレーションの様子はこちら
デザイン性の高い建物なので寒色系でも暖色系など、ほとんどの色の組み合わせが可能です | とにかく白くしたいというご意見をいただきましたので、真っ白では無く中間色系の中でも一番明るい白っぽい色に付帯物もアクセントとして効きすぎないように暗すぎないグレージュを組み合わせました! |
ぺんき屋美装による施工中の様子 |
【足場架設工事】 定番となった黒いメッシュシートは足場に人が居ると透けて見えるため防犯性が高く大変ご好評をいただいています |
【高圧洗浄工事】 下から洗っています。 高圧洗浄で汚れと付着の弱くなった塗膜ごと削ぎ取るように洗います しっかり洗って良い下地を作ります! |
【高圧洗浄工事】 右から洗っています。 高圧洗浄で汚れと付着の弱くなった塗膜ごと削ぎ取るように洗います しっかり洗って良い下地を作ります! |
【花台撤去工事】 崩れかけていたモールや壁を撤去していくと「芯」である木材が確認出来ますが、予想以上に腐っていて、やはり撤去の判断は正しかったと思いました |
【花台撤去工事】 花台を支えていた「腕」の部分は建物本体から出ています 花台を撤去した事で外壁に大きな穴が開く事になりますので、しっかり防水を行い塞いで行きます |
【シーリング工事】 窓サッシュ周りの古く硬くなったシーリングはなるべく撤去します |
【シーリング工事】 古いシーリングを撤去した溝に、今まで以上にたっぷりとシーリング材を打ち込みならします |
【外壁補修】 花台撤去をして外壁にぽっかり開いた穴へ防水処理を行い、モルタルを塗り乾燥したところで複層塗膜をつけておきます 複層塗膜にしておく事も防水効果を高めてくれますので |
【外壁塗装】 下塗りこそ大事!透けたりムラの無いのは当然で、端から端まで均一に塗られていないと塗膜性能にムラがでてしまいます |
【外壁塗装】 中塗りも下塗り同様に一番は均一に、一回一回を大切に美しく仕上げていく感覚が大切です |
【足場架設工事】 この日は風が強かったので倒壊事故防止のため、メッシュシートは畳んで風が通る処置をしました |
【外壁塗装】 上塗りは中塗りがしっかり乾いたら塗布量をしっかり確認しながら施工します |
【屋根塗装】 高圧洗浄から時間が経ってホコリ等が付着していますので塗装の前にまずは清掃を行います |
【屋根塗装】 屋根に水分がある状態で塗装をすると塗膜が膨れたり剥がれたりというトラブルを起こしてしまうので、屋根の塗装のタイミングは毎度大変気を使います |
【屋根塗装】 高圧洗浄後、状態を確認すると強度がかなり落ちている様子でしたので、今回はシーラーを2回塗装する事にしました 1回目のシーラーは浸透させて屋根材の中で固まらせ、2回目のシーラーで表面の強度を上げて仕上げ塗料との密着をはかります! |
【屋根塗装】 シーラーが完全に乾燥したところで遮熱シリコン塗装の一回目中塗りを行います |
【屋根塗装】 どのタイミングでもヒビを見つけたら必ずシーリングを盛り付けて防水しておきます |
【屋根塗装】 遮熱仕上げ材の2回目仕上げ塗装です 濃いグレー系の色でも約50%以上の赤外線をカットしてくれるんです! |
【足場架設工事】 この日も風が強かったので倒壊事故防止のため、メッシュシートは畳んで風が通る処置をしました |
【付帯物塗装】 シャッターは余計な塗料がつかないように、また薄すぎる塗膜にならないように低圧温風機で塗装しています ※低圧温風機です。吹き付けなら何でも同じではありません |
【仕上げ】 とても大切な工程のひとつです。塗料が入り難く透けてしまっている箇所や、他の部分の塗料が垂れて壁を汚してしまっているような箇所を点検しキレイに塗装し直します |
【仕上げ】 とても大切な工程のひとつです。養生を貼っていたテープから塗料が漏れた塗料を溶解力の弱いシンナーを使いサッシを傷つけないよう掃除します |
施工が完了しました |
完成をご覧になって大変喜んでいただけて本当に良かったです! N様この度はありがとうございました!今後ともどうぞよろしくお願い致します! |