投稿日:2024.11.16 最終更新日:2024.11.16
グラッサだから大丈夫では無い話・・・11月17日(日)18日(月)は定休日につきお休みさせていただきます (町田市の外壁と屋根のことなら ぺんき屋美装)
皆さんいかがお過ごしですか?
ここ数日はどんより天気がつづいていますね。
日差しが無いと寒いと感じるようになりました。
車で窓を開けて走れる季節もあっという間に終わりですね。
薬事池公園の「紅葉まつり」で行われるライトアップもはじまりましたが、紅葉は少し遅れているようです。
来週辺りに見に行こうかな。
さて本日のお話も屋根のお話です。
「屋根に太陽光が乗っているけど塗れますか」というお問い合わせをいただき先日伺ってきました。
太陽光パネルを脱着してまで塗装する方はまずいません。
大体の方は太陽光パネルが設置してある状態で出来るだけ下まで塗りこむというのが一般的でしょう。
今回の場合、太陽光パネルと屋根との間はかなり空いていて、頑張れば相当塗り込むことが出来そうです。
そのつもりで建物を診断していたのですが・・・
ずいぶん状態がよくありません。
見た目も図面上で確認してもコロニアル・グラッサです
いわゆる不具合対策済みの屋根材のはず・・・頭の中は???です
ですが、気になったのは図面の使用屋根材の仕様で「NM9567」と書かれていた事です
NM9567・・・それは不具合屋根材の認定番号です
認定番号とは国土交通省が、平成 22 年 6 月から建築確認手続き等の運用改善を開始し、建築材料(防火材料及び
シックハウス建材)、防耐火構造、防火設備、区画貫通管及び遮音構造に係る構造方法等の認定をした番号になります
白っぽく色が抜けた感じで黒いツブツブがたくさん見受けられます
この状態はあの「コロニアルNEO」と同じ症状です。
見た目からもコロニアルグラッサで間違いありませんが、実はこのお宅が建ったのは2008年4月なんです。
現行の不具合対策済みのコロニアル・グラッサの認定番号はNM2093、認定されたのは2008年9月10日です
つまり、認定前のグラッサが使われているという事になりますよね、形は現行品ですが現在の状態から中身は不具合品である事が可能性としてかなり高いという事になります。
よく見るとあちこちにヒビが見られます。
まっすぐではなくカーブして割れるのも不具合屋根材の特徴のひとつです。
今までも「ずいぶん激しく反っているなぁ」とか、コロニアル・グラッサだから対策済みのはず・・・と首をかしげる事も多かったのですが、今回の調査で全て腑に落ちてスッキリしました。
結論「コロニアル・グラッサだから大丈夫では無い」です
でもやっぱり「グラッサですから全然大丈夫ですよ塗れます!」なんて業者が現れるんだろうなぁ・・
状況に応じた工事をせずに損をするのは結局お客様です。
建物を診断する人のスキルがどれほど大切か少しでも知って頂けましたら幸いです。
さて
今週も一週間ありがとうございました。
また、来週19日(火)からよろしくお願い致します!
メールでのお問合せは24時間受け付けていますのでお気軽にどうぞ!
10年~15年先の次の塗り替えまで安心してお過ごし頂ける塗り替えをお約束します
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なぜ〝ぺんき屋美装〟の塗り替えは長持ちするのか、動画でご紹介させて頂いております。よろしければこちらもご覧ください
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「ぺんき屋美装」で働く職人さん達は、日々どんな思いで働いているのか?聞いてみました。
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ではまた!!