投稿日:2023.09.16 最終更新日:2024.10.07
塗らなくて良い屋根・・9月17日(日)・18日(月)は定休日につきお休みさせていただきます (町田市の外壁と屋根のことなら ぺんき屋美装)
皆さんいかがお過ごしですか?
今週もまだまだ暑いですね
完工検査にも空調服を着ないと居られない時もあるほどです。
体調管理が難しい季節ですね~今年は特別かな
さて、先日お見積りに伺った際に驚いた話です
それは『屋根の塗装』についてです
お客様は塗装する気満々で遮熱塗料で塗って欲しいとの事ですが
まずはどんな屋根か確認すると・・・
これは懐かしい
築30年くらいという事ですので、私がまだ工務店さんの工事で新築塗装を主にやっていた頃に新しく新築に使用が始まった「三州瓦の洋タイプ」粘土瓦ですね
注文住宅や高級建売といったお家で当時よく使われていました
粘土瓦ですので当然塗装の必要はありません
それをお客様に告げると驚いています
よーくお話を伺うと他社は塗装すると言っているようでした
確かに塗装する方法はあります
ですが、釉薬が塗ってある無機顔料がガラス膜生成の中に入り込み色つきのガラス膜が生成された無機100%の屋根に塗装する意味ありますか?
釉薬で仕上げられたペルシャタイルなど何百年もそのままの美しさを保っています
皆様も塗装の見積を依頼される前に、ご自宅の屋根は本当に塗装が必要か確認してみてください
コロニアルやガルバでは無く、瓦の場合ちょっと見立てが難しいと思いますが、簡単な方法としては、瓦の裏側を見れば大体分かります
赤茶色に見える部分が釉薬を塗っていない素焼きの部分です
植木鉢みたいな感じです
これが粘土瓦である証拠です
そんな粘土瓦でもメンテナンスが必要な箇所があります
例えば、金属が使用されている板金の谷と言われるこの部分
業者さんに、屋根は塗らなくて良いと言われても、この『谷』は塗ってもらいましょう
そして、トップライトが設置してある場合は、ガラスの周りのシールやサッシ周りの再防水は必要です
瓦の場合は下部に鉛板が設置してある場合も多く、状態によっては交換が必要です
塗る、塗らないだけではなく、現状に必要なメンテナンスを正確に提案してくれる業者を選ぶことが本当に重要です
専門家のように振舞っている業者さんも、まるで分っていない方という事も多々ありますので、業者選びは慎重に!
さて、今日はこの辺で!
今週も一週間ありがとうございました。
また、来週19日(火)からよろしくお願い致します!
メールでのお問合せは24時間受け付けていますのでお気軽にどうぞ!
10年~15年先の次の塗り替えまで安心してお過ごし頂ける塗り替えをお約束します
町田市・八王子市・多摩市の外壁塗装はぺんき屋美装
なぜ〝ぺんき屋美装〟の塗り替えは長持ちするのか、動画でご紹介させて頂いております。よろしければこちらもご覧ください
https://www.painterwork.com/video/
「ぺんき屋美装」で働く職人さん達は、日々どんな思いで働いているのか?聞いてみました。