投稿日:2022.12.17 最終更新日:2024.10.07
その屋根本当に塗って大丈夫ですか?・・・明日 18日(日)・19日(月)は定休日につきお休みさせていただきます (町田市の外壁と屋根のことなら ぺんき屋美装)
コロニアルNEO
インベーダーのロケット砲のような独特の形状です
これから書く事は私が経験したコロニアルNEOに対する貴重な資料となりますので、同業者さんもご参考にしていただいてお客様にベストなご提案を判断出来る材料にしていただけたら嬉しいです。
終売からどれくらい経ったのかな2013年に新不燃番号を登録し直しているからその辺りで現行品に切り替わったのかもしれませんね・・・
先日伺ったお宅では築13年ということだったので、流石にノンアス影響の屋根材の使用は無いだろうと、まったく気にしていませんでしたが、高所カメラで確認してビックリ。。。
まさかコロニアルNEOをこの時期でも使っていたとは。。。
ちなみに上の画像は数年前に我が社で手掛けさせていただいたお宅の施工前のコロニアルNEOの画像です
見た感じは別に問題無さそうですよね
そうなんです。
この時に見つかったのは
こんな欠けが一カ所
私もこれなら塗装だけで行けると思っていました
ところが、高圧洗浄を当てて翌日の事です
洗浄の当日は「おーキレイになった!」といった印象でした
翌日、屋根材から水分が抜けていくのと一緒に耐久性を失っている箇所の屋根材が脆く崩れてしまいました
指で押すだけでパサパサと崩れてしまいます
これが一カ所や二カ所なら部分的に補修しようかとも思うのですが
崩れの症状が出ている屋根材にテープを貼ってみました
この小さな屋根にこれだけの数の補修箇所がある状態では果たして補修が適切と言えるでしょうか?
結局、この面は塗装工事を一旦止めて、葺き替えをご提案させて頂きました。
お客様にとっては「寝耳に水」突然予定していない出費が発生するわけです
もちろん工事もストップしてしまいお客様にはご不自由をおかけしますし、施工をしている私たちも影響は大きいです。
プロなのに、見積りに来て分からなかったの??
そんな風に思われても仕方ないですし「やっぱりダメでした追加費用が発生します」と言って工事を止めるのも勇気が必要です。
それからというもの、屋根は不具合が無いか?どんな屋根材を使っているか?
執拗なまでにしっかり診ています
ですが、先日同時に建ったという片方のお宅は、すでに塗装が終わっていました
私が伺ったお宅と当然同じ屋根のコロニアルNEOです
コロニアルNEOだと絶対塗装出来ないという訳ではありませんが、私が伺ったお宅は塗装では難しい状態でした。
「お隣はどうだったんだろう?」やっぱり気になりますよね。
一枚だけ撮らせていただいちゃいました。。
塗装前に崩れがあった事が伺えます
「やっぱりそーだよなー」とよーーーく見ると「あれ?」
塗装が終わった個所が崩れていました
私も勉強になりました
やはり、ノンアス症状がでている屋根材を塗っても、その場しのぎにもならないって事を。。。
こちらのお宅もまだ数か月前に塗装されたばかりとの事ですからね。
塗装した代金は全くの無駄になってしまったという事になります。
塗装店さんも、リフォーム会社さんも、プロとしてお仕事を請け負う以上、プロと言われるだけの知識と問題があったら隠さずお客様に伝える勇気を持って欲しいと思います。
お客様の期待を裏切らないように、本当の意味でお客様に安心をお届け出来るよう
業界全体で底上げして行きましょう!!
さて
今週も一週間ありがとうございました。
また、来週20日(火)からよろしくお願い致します!
メールでのお問合せは24時間受け付けていますのでお気軽にどうぞ!
10年~15年先の次の塗り替えまで安心してお過ごし頂ける塗り替えをお約束します
町田市・八王子市・多摩市の外壁塗装はぺんき屋美装
なぜ〝ぺんき屋美装〟の塗り替えは長持ちするのか、動画でご紹介させて頂いております。よろしければこちらもご覧ください
https://www.painterwork.com/video/
「ぺんき屋美装」で働く職人さん達は、日々どんな思いで働いているのか?聞いてみました。
ではまた!!