投稿日:2023.02.18 最終更新日:2024.10.07
屋根の板金営業の実態・・・明日 19日(日)・20日(月)は定休日につきお休みさせていただきます (町田市の外壁と屋根のことなら ぺんき屋美装)
皆さんいかがお過ごしですか?
今日は2月とは思えない暖かい一日でしたね~
久しぶりに移動の車では、窓を開けて走って気持ち良かったです
今日来られたお客様から「近所で作業をしている者だけどお宅の屋根の一部が浮いているから直してあげますよ」と声をかけられたというお話しがあり、「うちの屋根は大丈夫ですよね?」と心配されていました。
もちろん、このお客様のお宅の屋根は何の問題も無いのですが、まだまだ多いこの手の営業。
一般の方の認知度もまだまだなのだなと感じました。
そんな訳で本日は、以前書いた屋根営業の話を再上映いたします。
屋根の板金営業の話です
手口はいつもだいたい同じで『近くで工事をやっていてたまたま見かけたんだけど、お宅の屋根の板金外れて落ちかけてるから、もし知り合いに板金屋がいたら見てもらった方がいいよ』というもの、で、こちらが『板金屋に知り合いは居ない』と言うと『じやあ応急処置をしてあげるよ』と言って屋根に登り、自分でぶっ壊して『こんな事になってたよ』と自分で壊した屋根の写真を見せて、後日、棟板金を交換する場合の高額見積りを持って来る。という筋書き
では、実際にどんな手口か見て行きましょう
屋根の上に白いテープが貼ってあるのが手前と奥に見えます
板金が浮き上がって見えますね
近づいて見てもテープが邪魔で状況がよくわかりません
ただすごく浮き上がっています
かなり不自然に・・・
何故不自然かって?
だって風の影響で板金が浮き上がったのだと言うなら、こんな屋根の端が影響を受けますか?
風の影響ならもっと建物の中央の長手の板金部分でしょう
こんな短い長さの板金が浮き上がるって、どんな状況ですか・・・あまりにも不自然で雑な仕事です(笑)
いよいよ工事開始です!
では早速テープを剥がしてみましょう
案の定風の影響なんかじゃなく、人の手によって釘を抜かれて板金を捻じ曲げられている状態でした
ダメになっているはずのヌキ板は、画像の通り少しヤケは見られますが、全く問題の無いキレイな状態です
板金の折重ねを外されて浮き上がってしまっていたんですね・・
折重ねを再び重ねてあげて、今回は釘ではなくビス止めに変更しておさめます
テープの糊の後がキタナイですね。。。
塗装の前に清掃が必要です、まったく余計な手間をかけさせられます
棟の中央付近の浮きは釘を抜かれただけだったので簡単に元通り~
この際ですから、棟板金は全てチェックしました
ちょっと甘いかな?と思われる箇所は全てビスに変更してガッチリ止め直しました!
何度かこの件につきまして書きましたが、とにかく後を絶たない。。。
こういう被害にあわれているお客様からは業者の名刺を必ず確認しています
これ、営業手法のつもりでやっているのかもしれないけど、立派な器物破損で犯罪ですからね
こんなやり方、建築業に携わる者として許せません
皆さんも、他人事と思わずに、誰か知り合いの方から相談があったら『それ詐欺だよ』と教えてあげて下さいね
とにかく絶対に屋根の上に登る許可をだしてはいけません。
さて
今週も一週間ありがとうございました。
また、来週21日(火)からよろしくお願い致します!
メールでのお問合せは24時間受け付けていますのでお気軽にどうぞ!
10年~15年先の次の塗り替えまで安心してお過ごし頂ける塗り替えをお約束します
町田市・八王子市・多摩市の外壁塗装はぺんき屋美装
なぜ〝ぺんき屋美装〟の塗り替えは長持ちするのか、動画でご紹介させて頂いております。よろしければこちらもご覧ください
https://www.painterwork.com/video/
「ぺんき屋美装」で働く職人さん達は、日々どんな思いで働いているのか?聞いてみました。
ではまた!!