投稿日:2021.11.06 最終更新日:2024.10.07
カバー工法は信用出来る?・・・明日 7日(日)・8日(月)は定休日につきお休みさせていただきます (町田市の外壁と屋根のことなら ぺんき屋美装)
先日伺ったお宅の屋根です。
カバー工法で使用したのは、アスファルトシングルというゴム系のシート材です。
既存のコロニアルの上にルーフィングを貼り付けて、そこへアスファルトシングルを接着して仕上げます
建築から30年が経過していて、数年前にある業者の強引な勧めで屋根にカバー工法をしたそうなのですが、これがヒドイ。。。どんな状態かと言うと
よく見ると下の方にポコポコと膨らみが見られます。。
この赤く丸をした部分ですが、膨らみに規則性がある事から、恐らく雪止めを撤去せず
そのまま上からアスファルトシングル材を貼り付けているようです
他の面でも下から見上げると屋根の表面が波をうっているのが分かります
グネグネとうねってしまっていますね
この状態で新たにカバー工法で屋根をメンテナンスしました。と
引き渡された訳ですからたまりません
下から持ち上げられて、引っ張られたアスファルトシングルが裂けている個所もありました
恐らく下地葺きのルーフィングも施工されていないのではないかと推測されます
こんなヒドイ施工でも雨漏りをしないのは、業者がダメだと言っている元々の屋根が防水しているからに他有りません
ますますカバー工法に対する不信感がつのります
もしカバー工法を勧められたら、本当にご自宅の屋根にはカバー工法が適切なのか?よくお考え下さい
葺き替えより安い・処分費が出ない・塗り替えなくて良い等々業者からメリットを気化されるかもしれませんが、それらは、全てお金の話で屋根に対するメリットではありません
今回ご紹介したのはアスファルトシングルの仕上げでしたが、ガルバリュウム鋼板でのカバー工法も私はメリットを感じる事が出来ません
さて
今週も一週間ありがとうございました。
また、来週9日(火)からよろしくお願い致します!
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ではまた!!