blog

築27年経ったモニエル瓦の塗り替え(前編)・・・明日 7日(日)・8日(月)は定休日につきお休みさせていただきます (町田市の外壁と屋根のことなら ぺんき屋美装)

今日は屋根にモニエル瓦を使った住宅にお住まいの皆様のお役に立てばと思いまして
モニエル瓦のぺんき屋美装的施工方法をご覧ください~

新築から27年経過したモニエル瓦です

CIMG0027.JPG

27年放置してこの状態です
色褪せて汚れ、藻の発生もありますが、見ての通り問題と言う問題はありません

モニエル瓦の塗装で一番肝心なのが『スラリー層の除去』なのは有名な話ですが
スラリー層の除去とはどんな事をするかというと
とにかく時間をかけて『スラリー層』を落とすにつきます
高圧洗浄ではノズル内で水量が回転して圧力を高めるトルネードノズルを使用しています

北沼様邸施工写真_210206_3.jpg

左側の洗った箇所はスラリーがとれて白っぽい色の素地が見えていますね
約120㎡のこの屋根の高圧洗浄だけで1日掛かっています
↓は翌日、完全に乾いた状態です

北沼様邸施工写真_210206_2.jpg

全体に白っぽく素地が見えていて、高圧洗浄でのスラリー層除去の限界と言える限界まで我が社の職人さん、とっても頑張ってくれました

ところが完全に乾燥した状態でもまだスラリーの粉が手につきます
粉の上に塗料を塗っても屋根材に塗料は食いつきませんので塗料の密着を確保するための次の工程に移ります

ここからは完全に手作業で一枚一枚を研磨パットを使って擦って足付けを行います
スラリー層除去と瓦表面に傷をつけるのが目的です
気が遠くなる作業です。。。

北沼様邸施工写真_210206_0.jpg

右側が擦った状態です
更にスラリー層が粉になって取れているのがお分かりになるかと思います
全体の足付けが終わったらブロワーなどで清掃します
何故足付けするかは企業秘密です(笑)

北沼様邸施工写真_210206_1.jpg

この作業だけで2日
約120㎡のモニエル屋根の下地作りだけで3日間を要しました

ここまでやらないと確実に塗膜が膨れたり剥がれたりします
実際に塗って数年でパラパラ剥がれてしまったなどの被害に遭われている方もいらっしゃると思います
この記事を見て『とても丁寧』と感じて下さった方ありがとうございます
でも、これは塗料メーカーの施工要領に沿った当たり前の施工手順なんです
ぺんき屋美装の職人さん達は本物のプロフェッショナルですので必要な施工は必ずやり遂げ確実な施工をお届けします

最後にモニエル瓦の塗装は新築から15年~20年以上経ってからお考え下さい
新築から10年程度だと屋根の表面の痛みが少なくスラリーの除去どころか硬い無機系トップコートに傷もつけられずに塗装する事になるので、再塗装すると塗装が剥がれるリスクが大変高いのでお勧めしません

さて
今週も一週間ありがとうございました。
また、来週9日(火)からよろしくお願い致します!

メールでのお問合せは24時間受け付けていますのでお気軽にどうぞ!
※しばらくの間は、お見積りのご依頼いただきました際に、ご希望の施工時期をお尋ねさせていただきます。
 よろしくお願いいたします。

10年~15年先の次の塗り替えまで安心してお過ごし頂ける塗り替えをお約束します
町田市・八王子市・多摩市の外壁塗装はぺんき屋美装

なぜ〝ぺんき屋美装〟の塗り替えは長持ちするのか、動画でご紹介させて頂いております。よろしければこちらもご覧ください
https://www.painterwork.com/video/

ではまた!!

この記事をシェアする

関連記事