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塗装は下地が命・・・3月30日(日)31日(月)は定休日につきお休みさせていただきます (町田市の外壁と屋根のことなら ぺんき屋美装)

皆さんいかがお過ごしですか?

今日は朝から雨が降り昨日の夏日から真冬へ真っ逆さまでしたね。

先日、Amazonでムーンスターの防水スニーカーを購入しまして、本日下ろしましたが凄いですよ!鶴見川沿いの遊歩道は凸凹がひどくて雨が降るとあちこちに、水たまりがたくさんできますが、水深4㎝くらいなら全く浸水しません!

雨の日も気分よくウォーキングが出来ます!流石【月星】です。

さて、今日は塗装のお話です。

一時訪販(訪問販売)の塗装業者が勧めていた『石目調吹き付け』

「外壁が石材のように豪華になり、しかも長持ちします!」と高額施工で荒稼ぎをしていました。もしかすると今もやっているのかな?

この石目調の吹き付けというのが、なかなかクセモノでして、ガッチリしている間は良いのですが劣化してくると、触るとポロポロと表面のツブツブが取れるようになります

つまり塗膜としては壊れてしまっている状態で、下地と密着もしていない状態という事です

当然塗膜表面の防水撥水機能も失われています

霧吹きで水を吹きかけるとご覧のように色が変わります

これは雨が浸みているという事を表しています

このまま、高圧洗浄を徹底的に行って下塗りを塗るわけですが、徹底的に高圧洗浄で落としたから大丈夫かというと、それはあくまでも下地を整えたという程度にしかなっていません

必須なのは、この場合の下地が塗膜を受け付ける状態にもって行く事です

つまり脆弱な旧塗膜をしっかり固めて、仕上げ材が密着出来るようにしなければなりません

それには、まず旧塗装に含侵させる目的のシーラーを塗装します

とにかくたっぷりと

「もう飲めない」と壁が言うまで浸みこませる事で【旧塗膜の芯まで固まります】この工程が一番時間と塗料を使いますが基礎となります(この工程が行われないと確実に剥がれます)

この工程は含侵させたいので、当然クリヤーシーラーでガッチリ吸い込ませて塗装します

完全に乾くと透明になりますので、しっかり乾燥させて透明になった事を確認したら2回目のシーラーを塗装します

今度は仕上げ塗装と下地外壁がしっかり密着するためのシーラーですので、滑らかな塗膜に仕上がるように顔料の入った白のシーラーを使います

最初のクリヤーシーラーの使用量は一般的な外壁塗装の計算の倍以上使います。逆に2回目のシーラーは標準塗布量程度で収まるようになります

下地が安定した事で、塗料の使用料も落ち着き仕上がりも良くなります

ようやく仕上げ塗装の1回目中塗りです

これらの段階を踏まないとムラだらけのお粗末な仕上がりで完成と残念な結果で終ります

私たちの提案を信じ受け入れ施工を任せてくださったO様には心から感謝しております

お客様から求められ、ご理解をいただけてこその技術ですから

最近では私達塗装業界にも「異業種参入」し以前から有った会社のように振舞って、外壁塗装専門店を名乗っているのを見聞きします。

業者さんの話や態度になんかおかしいと不信感をもたれていらっしゃる方は、お気軽に一度ご相談くださいね!

さて
今週も一週間ありがとうございました。
また、来週1日(火)からよろしくお願い致します!

メールでのお問合せは24時間受け付けていますのでお気軽にどうぞ!

10年~15年先の次の塗り替えまで安心してお過ごし頂ける塗り替えをお約束します
町田市・八王子市・多摩市の外壁塗装はぺんき屋美装

なぜ〝ぺんき屋美装〟の塗り替えは長持ちするのか、動画でご紹介させて頂いております。よろしければこちらもご覧ください
https://www.painterwork.com/video/

「ぺんき屋美装」で働く職人さん達は、日々どんな思いで働いているのか?聞いてみました。


現場で働く職人の本音トークはこちらからどうぞ


ではまた来週!!

_______ この記事を書いた人 ________

多田 勇

プロフィール

東京都町田市の有限会社ぺんき屋美装代表取締役、40年以上住宅塗装に携わり、様々な新建材の使用された結果を見て来た経験から、塗装だけではなく建物に使用されている建材の状態や問題があればその建物の状態を正しく理解し、最善の施工の提案が出来るようひと月の施工件数を6棟までとし、お客さま一人一人にしっかりと寄り添い、本当に必要な工事を提供している。

保有資格

建築塗装一級技能士・二級施工管理技士(仕上げ)・NTスラリー瓦塗替え工法施工者認定・水谷ペイント認定技術者・スーパーセランフレックス 認定施工店・一般建築物石綿含有建材調査者

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