業者選び失敗しないために・・・6月9日（日）～ 10日（月）は定休日につきお休みさせていただきます　（町田市の外壁と屋根のことなら　ぺんき屋美装）

皆さんいかがお過ごしですか？
今日は朝から良い天気でまるで夏の陽気でしたね！

今日は、業者選びで失敗しないために必要な知識と言いますか。
考え方をご紹介いたします。
いっぱい書くと、『結局何を言いたいのか？』となってしまうので簡単に
先日のブログ『原因究明こそが成功のカギ』でも書きましたが、まさにそこに尽きます。

お客様の心配ごとに『こーすれば大丈夫です』と根拠も示さず言い放つ業者が一番『ヤバい』です。

例えば、何回も直しに来てもらったというモールの塗装剥がれ
直しても半年くらいで剥がれて来たとおっしゃっておられましたが、それはそうでしょうね。

これをコーキングで何とかすると言う業者がいたそうです。
建築が分かる方には大爆笑ものだと思います。
そう、シールで何とかなど絶対に出来ません。
何故か?問題の解決になっていないからです。

では、何故塗装が剥がれるのか?
それは、笠木がモールより外側せめて1.5㎝は外側まで伸びていなければ、雨垂れは全てモールの上へ運ばれてしまいます。

そして、モールの上には常に雨が降れば雨が長い時間滞在し、冬場は乾きが悪いので滞在時間も延びてしまいます。そのうち、傷み始めた塗膜の下に潜り込み、モール素材へ浸みていきます
そして、モールの中に浸みこんだ雨は凍り爆裂します。
笠木とモールとの間矢印の部分に1㎝以上の隙間がなければこのような状態がずっと続く事になります。
では、今後どうすれば収まるか
塗装だけでは無理があります。
新しく笠木を新調するしか問題の解決は出来ません。
なので、問題を解決するには費用がかかります。

そこで、何とか仕事にしたい業者は『大丈夫』のオンパレードで安心させて契約にもちこもうとするのです。
そこで、金額の安い業者や大幅値引きをする業者に依頼して後で困るのは自分です。
結局ムダ金になるのですから。
元々、見積の段階で人件費や材料費、事務経費などを加味して見積をする訳ですが、端数の千円単位の値引きなら分かりますが、何十万とかあり得ません。
スーパーに言って100円の大根を70円で売れと言って売ってくれないでしょう？
それは原価を割れば、商売にならないからですよね大幅値引きは、その分手抜きをします。と宣言されているようなものです。

ですので、安くするという業者や、何でも大丈夫という業者にはくれぐれもご用心ください。
今日は自己防衛としてひとつだけ覚えておいてください
それは『何故大丈夫なのか根拠を教えてください』と業者さんにお尋ねください
そこで、素人が聞いても明快で納得の行く説明だと感じたなら自分を信じても宜しいのではないかと思います。

さて
今週も一週間ありがとうございました。
また、来週11日(火)からよろしくお願い致します！

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