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塗るだけじゃダメなんです・・・5月21日(日)・22日(月)は定休日につきお休みさせていただきます (町田市の外壁と屋根のことなら ぺんき屋美装)

皆さまいかがお過ごしでしょうか?
町田の今日は朝からあいにくの雨
全ての現場がお休みとなりました
これからの季節は、一雨ごとに暖かさを増して春本番から夏へ近づいて行く「初夏」となりますね
暑いの嫌だな~

外壁のメンテナンスと言えば「塗り替え」がまず一番にメジャーだと思いますが、この外壁塗装
ただ塗装すれば、建物が持つという訳でもありません。
例えば、こんな例

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モルタルの外壁にモールディングが設置されていますが、モルタルとモールディングの境目から雨水が侵入し、モールディングの塗装がボロボロになっています

そしてこんな例も

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室内と外気温の温度差で結露した水が、ジャロジーのガラスを伝わってモールディングを常に濡らしてしまうため、モールディングが傷んでしまっています

これ全て、前回塗装した業者さんが、元の通りにしか施工しなかったからです

お客様はプロに依頼したのだから必要な事はやってくれているはずだと思い込んでいらっしゃる方がほとんどですが、お客様がプロだと思っている業者も、何故この部分が傷んでいるのか?
また必要な対策を考えようともせず、契約通りにただ塗っているだけという場合が多いのも事実です

このお宅は、赤いラインの部分を防水士さんにシーリングをたっぷり打ってもらい雨水が浸みない対策を講じました

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シーリングで坂を作るように打つ事で、防水と雨水が溜まるのを防止出来、一石二鳥の効果が見込めます!

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そんなに、ごっつく打って目立つんじゃないの?
いえいえ、恐らくほとんど気になる事はありません
下の画像は完工検査の際の仕上がった状態です!

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あのジャロジー窓の結露水対策は、ポリカーボン製の後付け専用の水切りを取り付けます
取り付ける位置は、水切り側のメーカー指示通りに設置しないと上手く水が流れなかったり、変な個所へ水がまわってしまったりという事も懸念されますのでマニュアルに忠実に設置します

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そして、目立たないように水切り自体も塗装してオリジナル感をだして仕上げます!
これで、モールディングに直接結露した水が流れる事はありませんので、傷み方も違ってくると思います

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このように、ただ「キチンと美しく塗装します!」では建物は守れないものです
そこには、塗装の知識だけではなく、建物の状態の正確な把握、必要な処置。
それらに対応出来る知識がものを言います

それは当然、管理者だけではなく施工者(職人)にも問われる事だと思います
何故その工程が必要かが、分かって施工しているのと、言われたから施工しているのでは、施工の内容は全く別の意味になってしまいます
管理者が気が付かず施工指示がされていない部分も、その重要性を理解していれば自信の判断で施工しなければと、考え工程に組み込んで行くのが本物の職人です
言われたからやっているのは半人前という事です。

10年やっているから、本物の一人前の職人になれる訳ではありません
どんな仕事も同じだと思いますが、やはり真剣に仕事に向き合って日々作業している者しか本物にはなれません。
だから私は、良い施工に一番大切なのは人柄だと確信しています
営業マンの人柄じゃないですよ?実際に施工する職人さんの人柄が一番大切なんです

これから、外装メンテナンスをされる方はとても大変だとは思いますが、しっかりプロを見分けて自己防衛してくださいね!

さて
今週も一週間ありがとうございました。
また、来週23日(火)からよろしくお願い致します!

メールでのお問合せは24時間受け付けていますのでお気軽にどうぞ!

10年~15年先の次の塗り替えまで安心してお過ごし頂ける塗り替えをお約束します
町田市・八王子市・多摩市の外壁塗装はぺんき屋美装

なぜ〝ぺんき屋美装〟の塗り替えは長持ちするのか、動画でご紹介させて頂いております。よろしければこちらもご覧ください
https://www.painterwork.com/video/

「ぺんき屋美装」で働く職人さん達は、日々どんな思いで働いているのか?聞いてみました。

現場で働く職人の本音トークはこちらからどうぞ

ではまた!!

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