建築業界のレベル低下が止まらない・・・明日　16日（日）・17日（月）は定休日につきお休みさせていただきます　（町田市の外壁と屋根のことなら　ぺんき屋美装）

最近というか、ここ数年感じていた事ですが、職人の質がとても落ちていると思います
それは、塗装工という一部の話では無く建築に関わっている全ての業種です

施工しているなかで、経験から得る知識がまだ浅く若い職人が失敗したとします。
以前だったら、親方に「こんな事もわかんないのか？まだまだ一人前とは言えないな」とたしなめられて
「くっそー絶対に見返してやる！」こんな光景が当たり前でした。

その失敗は経験を積むことで、より良い美しい収まりであったり、施工した箇所が長持ちする工夫であったりと、直接「お金にはならない」言わば職人としてのプライドであったり、職人としての誇りを持つ事で解決するというものです。
いっぱしの職人はいつも心の中で「こんな美しく理にかなった素晴らしい納めのできる職人はそうはいないオレの右に出るヤツなどほとんどいないだろう！」

そんな職人魂に見習いは憧れ
仕事を依頼するお客様は気難しくも頼れる親方として、信頼して仕事をお願いしていました。

今はどうでしよう

相見積もりは最低3軒の業者からとった方が良い・他より80万も安く出来ました！という広告を私ですらよく目にします毎度「くだらない」と思ってしまいます。

建築関連、特にリフォーム業界はバブル崩壊後の永い価格競争で「安さ＝正義」という広告でお客さんから注文をとる業者が増えました。

安さを求められたら、どんな企業努力が必要になるでしょう
ちゃんとした仕事のできる職人というのは、建物の状態をしっかり把握して必要な処置が分かっている職人です
ところが、1円でも安くとなったら、目に見えない部分の処置にかかる手間賃を削るしか無くなります。
そして、それを手抜きと指摘されます
安さを求められた結果なのに・・・です

なんという悪循環でしょう

何故、こんな風にここだけ傷んでいるのだろう？

私は今まで、その原因とその原因の解決にかかる費用を見積りの際に計上しています
つまり、見積りに伺えば、お客さんのお宅の為にそこまで考えて頭の中で問題点を解決させて見積りを作っています
そんな業者も少なくなったと、今は引退された大工さんから話を聞きました
彼は建築組合で今でも活躍されていますが全建総連の中ですら、これからまともな職人がどれだけ残るだろうと・・・非常に深刻な状態だと不安そうでした。
以前だったら、見習いの域の職人が、建築業界全体のレベルが下がったので、今では仕事が分かっている部類とされ一人前の扱いとなり忙しく働いていると。
お客さんはそんな事は知る由もないですから、自宅の工事に来るのは全てエキスパートだとお考えになるでしょう

これが現実です。

今後、私のようにとことん考える職人は、どんどん少なくなっていくのは避けられないと思います。
ダメになれば、原因を探るなどせずに新品に変えるという考えになるでしょう

そんな状況の中、ぺんき屋美装としては、他社さんと相見積もりなどで比較されるのは構わないのですが、金額や施工アルバムなどの専門知識の必要の無いサービスでは無く、どれだけ専門知識をもって真剣に貴方の為に考えてくれているかを見比べて頂きたいと切に願います。

ろくな知識も持たない異業種から参入して来た金儲け主義の業者や、ポータルサイトの業者と比較されるのは、正直言って屈辱的で辞退させていただきたいというのが本音です。

私は私の経験と知識を本当に必要としてくださるお客様だけに、私の職人魂と本音で正直にご対応させて頂きたいと思います。

さて
今週も一週間ありがとうございました。
また、来週18日(火)からよろしくお願い致します！

メールでのお問合せは24時間受け付けていますのでお気軽にどうぞ！

10年～15年先の次の塗り替えまで安心してお過ごし頂ける塗り替えをお約束します
町田市・八王子市・多摩市の外壁塗装はぺんき屋美装

なぜ〝ぺんき屋美装〟の塗り替えは長持ちするのか、動画でご紹介させて頂いております。よろしければこちらもご覧ください
https://www.painterwork.com/video/

「ぺんき屋美装」で働く職人さん達は、日々どんな思いで働いているのか？聞いてみました。

現場で働く職人の本音トークはこちらからどうぞ

ではまた！！