投稿日:2016.05.24 最終更新日:2024.09.26
塗り替え不可の判断
本日も新規お見積りに一日飛び回っておりました
そのうちの一軒のお客様の屋根が、アスベスト問題による、屋根素材の不良により
塗装不可の判断をさせて頂きました
築10年の屋根ですが、ご覧のような状態です。
屋根材の角の色が、あちこち少し取れています。
画像だと大したこと無いようですが、実は取れかけの欠片を
指で押すと、ご覧のように粉々に砕けてしまいます!
本当は指で押したくらいで、こんなに見事に粉々になるはずも無く。
屋根材そのものが弱い事が分かります
来月、我が社にて葺き替え予定の屋根は
ニチハ パミール
屋根材が反り上がっています・・・
ミルフィーユ現象が特徴的です
これを高圧洗浄するとボロボロと向けて手がつけれなくなります
知らずに手をつけてえらい目に会いましたので経験済みです
現場調査で見つけられなかった不具合もあります
コロニアルでもこんな現象が10年前のアスベスト問題にひっかかっている
屋根材だとしばしば見られます
このタイプは高圧洗浄で圧力をかけてみないと発見出来ない事が多いです。
この状態は簡単に手で引きちぎれるほどパサパサです
このような場合は、部分的に交換する形での対応を行っていますが
古い屋根材を引き抜くと、下地の防水フェルトが一緒に剥がれてしまいます
防水フェルトはアスファルトルーフィングとも言い
これは長年、何度も屋根材から暑い夏の熱が伝えられてきたアスファルトが熱で溶けて
屋根材に貼りついてしまっているので屋根を引き抜く際に防水フェルトまで剥がしてしまうのです
防水フェルトが剥がれたから、即雨漏りという事はありませんが、少なからずリスクは伴います
なので部分交換は慎重な判断が必要になります
新築から、たった10年で屋根がこんな事に・・・がっかりですよね
でも皆様に、本当に気を付けて頂きたいのは
このような屋根の緊急事態に気づかない、または気づいても知らんぷりして塗装してしまう
業者が存在するという事です
塗り替えで、失敗しないために、しっかり知識と経験のある施工店をお選びくださいね
明日お店は定休日です
施工は行いますが、お店はお休みになりますので
お電話でのお問合せは明後日にお待ちしております。
メールでのお問合せは24時間受け付けていますのでお気軽にどうぞ!
10年~15年先の次の塗り替えまで安心してお過ごし頂ける塗り替えをお約束します
町田市・八王子市・多摩市の外壁塗装はぺんき屋美装
ではまた明後日!!