投稿日:2015.10.29 最終更新日:2024.09.25
塗り出すまでの遠い道のり
今日は川崎市多摩区宿河原I様邸から
足場の組み立てから翌日は丸一日高圧洗浄を行い
後日外壁が乾いたところでコーキング工事を行い
先日、非塗装部分への養生が終わり
現在は破風板や軒天井という付帯部分の下塗りシーラーなどの下地処理を進めています
画像はコーキングをしていない横目地の部分をアクリルコークで埋めているところです
この横目地はボード同士が重なり合うように施工してあるのですが、その重なり部分へ
厳密には細いパッキング材が入っているのですが、そのパッキング材が
経年劣化で痩せたり、ボードそのものの反りから隙間が広がってしまっているため
痩せたパッキング材の代わりにアクリルコークを詰めているのですが問題は赤い矢印の部分です
拡大すると、サイディングボードの表面が荒れているのが分かります
外壁の表面塗膜の劣化による水分の浸み込みから凍結が起こり
じわじわと傷んだのでは無いかと思われますが
このまま仕上げたのでは当然この穴に雨水が溜まってしまいますね
見栄えを良くするというよりは、水が溜まったり、留まったりしないように
処理する事が大切だと考えます
この傷の大きさではウレタンや変性シリコンでの施工はかえって剥がれやすく
なるため、こちらもアクリルコークで処理しました
これで、やっとが壁のシーラー(下塗り)の施工が出来ます
23日に足場を架けてすでに6日・・・
これから塗りに入ります
でも、これからが本番です!
とは言いません
足場を架けた時からすでに本番ですので、毎日厳しい目で施工をしています
長持ちする塗装のために、惜しまぬひと手間
今日はこの辺で!
また明日!!