blog

塗装の剥がれ

今日から町田市根岸町F様邸の外壁塗装が始まりました♪
工事は防水がメインで、外壁は建物のほんの一部しか無いため
足場を組まずの施工です。
そうなるとメッシュシートも張れない為

高圧洗浄は無しでブラシで汚れを落とし

弱溶剤シーラー+下塗りフィーラー+シリコン中塗り+シリコン上塗りの

4回塗装で対応いたします!

こちらは

4年前に塗り替え工事をさせて頂いた

お宅の下屋根です。

傾斜が緩く、雨水が溜まりやすく冬などはその水溜りの水が凍っていた物と
思われます。
バリバリと剥がれてしまっている所も見られます・・・。

今日は、この屋根の施工です。

まずは剥がれている所や剥がれかけているところを

剥せるだけ剥がします!

と、剥がれた個所を見てください。
特に錆びていませんよね。
という事は、このサビ止めが問題という事になります。
仕上げの塗料との密着がとれないために層間の付着が弱く
夏場、冬場の

トタンの温度変化による変形に塗装がついていけず剥がれた?

可能性としては濃厚です。

剥がれに関係なく全体をゴシゴシと擦り汚れや、剥がれ予備軍を見つけては
カツカツと剥がしたり。
また剥がれている個所はグラインダーを使って弱ってポソポソのサビ止めを
しっかり除去します。

この作業が大事なんです!

とても根気のいる作業です。

グラインダーでサビ止めを除去すると、下地の地金が現れます♪

この状態なら剥がれにくい塗装の施工が可能です!

下地の調整が終わったら、後は状態に合った塗料の選択になりますね~

歯抜けのサビ止め。
サビ止めの施工を施してあるところは、ひどく剥がれた個所です。
ほとんどですが・・・。
ここには、二液混合タイプの協力なエポキシ樹脂サビ止めを塗装してあります。
あれだけ下地調整をしっかりやった上での二液エポキシサビ止めですから

最高の付着力です。

これで、剥がれが収まってくれると良いのですが。
どんなにベストな施工をしても『絶対剥がれないです!』
とは言えないのが歯がゆいです・・・。
とにかくやれる事は全部やった!
後は結果を見させて頂きたいと思います。

午後から私は、町田市大蔵町のお宅へ新規お見積もりに伺っていました。
屋根は見積もらなくて良いです。
と言われていたのをすっかり忘れていた私は、塗り替えた事があるという屋根の確認を
してしまいました。
そこには・・・

カラーベスト同士がくっついてしまっている・・・

タスペーサーどころかまったく縁切りをしていない・・・

この状態を屋根にも上らずに、屋根は外壁を二回塗るうちの一回塗れば大丈夫

お客様が建物を診断してもらった際の話ですが、テレビにも紹介された事務所とお客様は、その言葉を
信じている様子。

う~~ん・・・・。

ちょっとそれは無いと思います。
20年塗らなくて大丈夫と屋根材メーカーが発表しているカラーベストはこの建物が建ったころにはありません。
どんな根拠からの診断なのか?
聞いてみたいです。

誰を信じるか・・・というか何を信じるか?

結局はお客様の判断
何ともですね・・・

今日はこの辺で
明日はお休みとさせて頂きます。
ではまた明後日!!

この記事をシェアする

関連記事