投稿日:2014.09.05 最終更新日:2024.09.26
ちょっと手直しのつもりが・・・
今日も町田市鶴川H様邸の続きです。
雨続きだった8月末からのようやく完了が見えて来ました。
今日は屋根の仕上げには最高のお天気です♪
昨日も暑かったですけど、今日は夏が戻ったかのような暑さでした~
天候、塗膜乾燥、全て揃って最高のコンディションでの仕上げです。
当然、美しい仕上がりです♪
今日はコーキングの打ち替えも同時進行で行いました。
収縮目地のコーキングは
切り取ってから、新たに打つ事で厚みが確保され長持ちします。
その頃、多摩市南野T様邸ではベランダの外壁のサイディングの交換に大工さんが来てくれました。
この部分のために、ベランダ外壁を全て交換となります。
で、今貼ってあるサイディングに、よく似たサイディングをカタログから見つけ取り寄せも出来て、全て順調に思えたのですが・・・
『すぐ現場に来て下さい』という大工さんからのメールに添付されていた画像は
サイディングを支えている下地の木材は、ほとんど朽ちてしまっていました。
サイディングが一部ダメになっているけど、どうしようか?
という程度の話だったのですが、表に問題が出て来るという事は、中身は相当傷んでしまっているという事なんですね。
このようなサインを見逃さず、お客様へご報告する事で、予定していなかった金銭的な負担は増えてしまいますが、床が抜けるとか、寄りかかったら壁が崩れて しまったなどの危険を回避し、塗り替え工事と同時に建物の傷みを直す事で安全にまた10数年心配無く過ごす事が出来ますよね。
それが、我々建築に携わるプロとしての責任だと思います。
工事を早く終わらせるために、問題があっても知らんぷりで仕上げてしまうようでは、『大切な我が家』を預かる資格など有るはずもありません。
商売のプロであっても、建築職人としてのプロとは言えない。
大工さんは言いました。
追加が出るけど、お金をもらえるかどうかというより、サイディングをあけてヒドイ状態を見てしまった以上、知らなかった事にはできないから、とにかく下地木材を問屋に取に行くよ。
そんな会話を私との間でよく交わしています。
本当に大工は儲からないね(笑)と私が言い
二人で高らかに笑います。
お客様の為に?いえ自分の職人としてのプライド・・・心意気です。
お金は大切です。
でもそれより心意気や職人気質を優先しているかもしれません。
そんな仲間が集まっているのがぺんき屋美装でもあります。
ちょっと長くなってしまいました。
明日、明後日とハーレーのキャンプミーティングに参加しますので、また月曜日に更新したいと思います。
では!!