投稿日:2014.09.20 最終更新日:2024.09.26
はじめての塗り替えは知らない事ばかり・・・
多摩市南野T様邸は細かい部分を残すばかりとなりました。
黒さんが、窓を覗きこんでいます(汗)
そんな風に見えますが。
面格子の後ろにあるシャッターの塗装の準備をするため、特殊な工具を
使って面格子を外していました!
このような場合、シャッターの塗装が終わったら、また元通りに取り付けまで行います。
その他、霧除け屋根のシリコン仕上げなどなど、上から仕上げていきます。
これ、月曜日に私が仕上げます。
玄関ドアはアルミサッシュですので、見積もりには入っていないのですが、あまりにも
チョーキングがひどく・・・触ると手が真っ白になってしまいます。
ちっょとそのままで『完了しました♪』とは言いづらいね・・・と社内で話し合いサービスで塗装する事に(汗)
準備だけでも結構大変だったりして(汗汗)
私、今日は午前、午後お見積もりにあちらこちらのお宅に伺っておりましたが、
その中の1軒のお宅はもともとコーキングの打ち替えのみの工事を考えておられるとの事で
伺ったのですが、外壁のサイディングはご覧のような状態・・・。
お話を聞くと、『塗装はしてあるからコーキングだけ打ち替えれば大丈夫ですよ』と不動産屋さんかな?
に言われて、今回はコーキングの打ち替えだけで良いと思い込んでおられたようです。
コーキングが切れ出したのも、もう何年も前でしょう。
外壁の塗装も完全に分解されてしまっていて、防水効果0です。
軒もほとんど出ていないので、雨が降る度に壁が雨を吸っています。
換気口をつたう水が、その下の壁へどんどん水を運ぶおかげで、他のスムーズに下まで
雨が落ちていく場所より、とってもヒドイことになっています・・・。
この浅い溝に溜まった雨水が防水効果の無くなった塗面からボードの中に浸水し
ボード内で凍って爆裂を起こす。
現段階で表面から何ミリ削る事になるでしょう・・・。
場所によっては、サイディングボードの交換も必要になるかもしれません。
私が、このような症状について、ひとつひとつの説明をするまで、お客様は外壁にまったく
不安を持っていなかったのです。
というより、関心も無かったように感じました。
そうですよね。
本来ならば、売る側や建てた側の人が現状の家の状態や今後やらなくてはならないメンテナンスを
教えてくれなければ、知る機会がありません。
1軒の家を買おうとしているお客様がおられたら、買う事によるメリットとデメリットを
キチンと知ってもらい納得した上で買おうという判断をしてもらう必要があるはずです。
例えば、駅から近いのに安いからお得だけど、隣にはマンションがたっていて日当たりが悪いとか、
キッチンや浴室は最新の物だが、外装は塗り替えした事が無いから一二年のうちには塗らなければ
ならないだろう、その場合100万円くらい掛かるかもしれない・・・・などなど。
家を持つならこれくらい言わなくたって知っているのは当然だ。
マイナス部分はわざわざこちらから言わなくても、それは家ってものを知らない方が悪い。
こんな事があると、そんな思いが業者側にあるように思ってしまいます。
不動産も住宅会社も色々なサービスやテレビで素敵なイメージコマーシャルが流れています。
大切なお客様へのサービスは、契約する前まではお金を掛けたCMやサービスが濃密です。
しかし本当は建物の引渡し後からのお付き合いの方が大切なのではないでしょうか?
すみません。
取り乱しました。
今日はこの辺で
明日も1日お見積もりデーです♪
ではまた明日!!