投稿日:2014.01.22 最終更新日:2024.09.26
黒さん大手柄
それは完成間近の町田市常盤町S様邸での出来事です。
今日は、ベランダのFRP防水のトップコート(ポリエステル樹脂)の施工でした。
この床の部分です。
私はどこにも異常が無いと判断してお見積もりさせて頂きました。
ところが!
ところがです!
黒さんが下地処理中に見つけてくれました。
我々の間では、「肌別れ」と呼んでいます。
つまり、一層目のトップコートと二層目のトップコートを塗るまでの間に何らかの理由で時間が空いてしまい乾いた塗装面上にロウ分が出て密着不良を起こしてしまったものと分析しました。
慌ててグラインダーを取りに会社に戻り。
作業再開!
浮いている塗膜を削り飛ばします。
浮いていてもFRPは硬い塗膜ですし、他の部分を傷つけないようにグラインダーでのケレンは必須です。
下地さえ整えば、後はいつも通りの施工で完了です♪
このように、ちょっと見ただけでは分からない、お客様も気づいておられない部分を知らん振りしてやる職人も多いと聞きます。
黒さんは、しっかり「お客様の立場に立って考える」を実行してくれているのがよく分かります。
だって、今やっている作業を止めて車を走らせ道具を取りに行き、予定に無い仕事をもう一仕事増やすんですから。
でも、それこそが『職人』
お客様皆様が求められている『本当の職人の姿』ではないでしょうか。
ぺんき屋美装は黒さんだけではなく職人皆のこのような姿勢、職人魂、心意気によって支えられています。
私が胸を張ってお勧めできる職人達なのです。
そして私は、これからも彼らが思う『本当の職人の姿』を実現出来るように支えて参ります。
皆様どうぞよろしくお願い致します。
では今日はこの辺で!