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本当に塗料の違いが品質の違いなのか

塗装は 塗料+職人=塗装 です

塗料は言ってしまえばシリコンやフッ素樹脂塗料だって誰でも購入して塗る事ができますが、どんなに塗料の性能が良くても経験のない人が上手く塗るのは困難ですし長持ちさせるように塗るのは更に難しいです。

では品質の高い長持ちする美しい塗装を実現するには、何が必要でしょうか?

想像するまでも有りませんよね

そうです「職人」の存在です。

塗料にはシンナーを混ぜたり、二液タイプなら主剤に硬化剤を混ぜなければなりませんが、勘で測るのではなく計量器を使用しキチンと計測し撹拌機を使用してしっかり混ぜて、1㎡に対する使用塗布量を計算しローラーなどで塗装する時も手にかかる負荷を確かめながら塗装する
このような全ての工程を管理するには、十分な知識と経験が必要になります
何故なら、同じ環境や同じ条件で建っている家はほとんど無いからです
どの家もそれぞれにウイークポイントが違います。

そんなたくさんの情報を処理しながら施工する職人も十人十色で技術力の差であったり仕事に対する考え方などそれぞれ違います

私は技術の差よりも美しく永く持つ塗装に仕上げたいという想いこそが塗装の良し悪しを決めると信じています。

どんなに技術が優れていても、「美しく永く持つ塗装に仕上げたい」この想いに欠けている、または自分の技術に驕っている職人に良い仕事が出来るはずはありません。

本物の職人はお客様にいただいた仕事に謙虚な気持ちで、自分の持てる技術を出し切ろうとと常に努力している職人です。
時には職人気質な施工が、自信の手間賃を圧迫し身銭を切るような事があったとしても手を緩めない。

そんな職人こそが本物のプロフェッショナルだと思いますが、こんな職人がどこにでも居ると思わないでください。

大手のリフォーム店や営業マンを置いている塗装店、チラシをばら撒いて集客に注力している業者にはまず居ませんし、居られないです。

その理由は、この次の【本物の職人が居なくなる日】でお話しします。

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