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熊本復興祈願 南阿蘇 2016年6月6日(阿蘇山)その3

熊本最終日です
九州入りしたとたんに梅雨入り宣言という何ともも天気予報でしたが
そこは晴れ男
観光中はほとんど雨にも当たらず最終日を迎える事が出来ました

今日は南阿蘇から大観峰を目指します!
前方には表面がはげ山になった山が見えますね

阿蘇周辺を車で実際に走ってみると、大きな土嚢があちこちに配置してあるのが
目立ちます
山崩れや崩落のあった個所、またはその危険のある個所に設置してあるようです

災害の大きさを知らされるのは、建物の被害だけではなく
通行止めになっている道路があちらこちらにある事です

ただし、観光に来られてレンタカーを借りられる方は、心配要りません
カーナビに通行止め情報が入っていますから。
私は半分以上は↓のマップを頼りに行動していました

阿蘇郡市広域道路マップ
www.city.aso.kumamoto.jp/files/…/05/road_closed_map.pdf

行かれる方は是非プリントアウトして行かれる事をお勧めします

迂回させられても、都度案内表示の看板が道路に設置してありますので
あまり困りもしませんでしたが、こんな場面にも出くわしました

前方道路と奥の道路に段差が発生して坂道になってしまっています
このような場所には、しっかりと警備員がいてスローダウンを促していました
各場所に人間を配置するのは大変なご苦労ですが、事故を考えると仕方ないです・・・

この田んぼを突っ切る一本道も良く見るとうねっています
そして、道路を補修したつぎはぎが至る所に見受けられました
それこそ、寝る間も惜しんで復旧したに違いないと思うほどの道路補修の多さです
そのおかげで、ガタガタ道はほとんどありませんでした

スムーズに大観峰に到着~
トイレは使えないようで仮設トイレでした
ただし!
女子トイレは洋式でキレイだったと、うちの奥さんの情報
男子トイレもとってもキレイでした!
人も少なかったですけどね・・・

眺めは相変わらず最高です!

石積みが崩れたりすることも無く
普通に記念写真を撮ったり楽しんでいます

とは言っても
よーく見ると、グリーンの山が凹んでしまったり滑落している部分は
ちらほらありますね・・・

でも、それにも負けずこんなに美しい景観で私たちを楽しませてくれます
関東なら山と言えば『木』で覆われています

何故、阿蘇の山々はこんな風に笹と背の低い草で覆われているのでしょう?
大分と阿蘇を結ぶ、やまなみハイウェイはまさに関東の山並みとはまったく違い
初めて車で走った時は、なるで異国のようなその美しさに感動しっぱなしでした!
この景観はここにしかありません
この感動を皆さんにも味わって頂きたいです!

大観峰からいよいよ
お目当てのランチへ
ちびもスキップを踏むくらい何事も無い平和な時間が
この阿蘇には戻りつつあります
後は風評被害との闘いのみかな

今日は月曜日だから、並ばなくて済むかな?
震災前の日曜日には、バイカーを含むお客さんたちで長蛇の列の出来るお店
『レストラン北山』さんです
2時間待ちというのもざらにあったらしいですよ

お店からは阿蘇の街と大自然が見下ろせる素晴らしいロケーションです!
いくら月曜日と言ってもこれは・・・
ランチ時にお邪魔したのに、3組程度のお客さんだけでした

レストラン北山のマスターがドローンで店の周りを撮影したから
見てみてよ!
とおっしゃっていた動画を貼っておきます
一部崩落の見られる個所もありますが、それに負けない美しい阿蘇の自然をご堪能ください

そして、これが本日のお目当て!
倍喰丼=バイクドン(笑)
阿蘇のあか牛・・・惹かれますね~ワクワクして登場をお待ちます!

うおー!
すごいボリューム!
テレビに出てきそうな食べ物ですよね~

実際にいただいた感想としては、柔らかーい
というよりは、しっかりしたお肉で噛み応えはありますが
硬いわけではなく、熟成肉に近い甘みのあるお肉でした
当然美味しいですよ!

こんな顔していますが、本日の目標達成で大満足です!
この後、がっついて食べたので至福の時間はあっという間に終了(笑)

食後は一度も行ったことの無い
『ラピュタの道』を見てみたくて、迷いながらも探し当てたんですが
ご覧のとおり通行止め・・・残念

この後、道の駅大津に寄り道したりしながら、阿蘇熊本空港へ
帰路につきました

空から見た阿蘇の街は屋根の瓦が落ちてしまい、ブル
ーシートで
覆われ手つかずの家もたくさんあります

確かにまだ余震も続いていますが、3日間阿蘇に居て体で感じたのは1度だけ
それも、一瞬で関東でも良くある程度のものでした

通行止めも、それほどの不便さは感じませんでした

ガラガラの温泉は、利用する側からすれば独り占めしてラッキーという気持ちにも
なりますが、観光で生計を立てている人々の多い地域としては本当に苦しい状況だと
感じました

今年旅行を計画されていらっしゃる方で熊本の復興に力を貸しても良いなと
思って下さる方が一人でも多く、阿蘇に限らず熊本県、大分県の別府へ足を運んで頂けるよう
願っています

これで私の熊本への旅レポートは終わりです

最後になりますが、今回の熊本地震におきまして命を落とされてしまった方々に
謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災されました皆様へ
心よりお見舞い申し上げます
1日も早い復興を心よりお祈り致しております。

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